サガリバナVol2-降り積もる花の絨毯

夜に花を咲かせ、朝には一斉に散ってしまうサガリバナ。
早朝、一夜限りの饗宴のフィナーレには感動的な落花の光景が待っています。

夜が開け始める頃、ポトポトと音を立てて散り始めるサガリバナ。

太陽が昇り、木々の隙間から陽が差し込んでくると落花はピークを迎え、たくさんのサガリバナが地面を埋め尽くします。

サガリバナには濃いピンク色の花と白っぽい花の2種類があるのですが、ピンク色の花の木の周りはまるで花の絨毯を敷き詰めたような華やかな光景が広がっていました。
地面に並んだ花々に太陽の光が射し込んで、光と影の印象的な光景を見せてくれます。

白い花のサガリバナの木の周りは、まるで雪が降り積もったような幻想的な美しさ。

差し込む朝日を浴びると、淡いピンク色に染まっていきます。

絨毯のようにあたり一面を覆う花々。
せっかくの美しい花々を踏まないように、歩くのにも気を使ってしまいます。

早朝の数時間だけ見ることができる幻想的な美しい光景です。