神秘的な鍾乳石の洞窟-成川ガー

民家のすぐ裏にぽっかりと広がる洞窟
この洞窟を知るきっかけになったのは、「民家のすぐ裏にすごい鍾乳洞があるんだよ」という、宮古島の地形を色々調べていた知人とのちょっとした会話からでした。
「今度連れて行ってあげるね」と言っていたのですが、まもなくその方は亡くなってしまって、結局名前も正確な場所もわからずじまいに。かなり昔のことで当時はまだネット上にも何も情報がなく、大まかな地域はわかっていたので自分なりに探してもみたのですが、辿り着けないまま年月が過ぎてしまいました。
数年前、「そういえばあの洞窟、地域としてはこのへんなんだけどなぁ」と思いながらさとうきび畑から集落へ続く農道を車で通っていると、ふと目に入ったのはガードレールの切れ間から下に降りる獣道、、、、、
何度も通っている農道なのですが、この道には今まで気づきませんでした。
とりあえず気になったので車を降りて行ってみることに。
半信半疑ながら亜熱帯の草木が生い茂る中にのびた獣道を少し下ると、すぐに確信に変わりました。
目の前に現れたのはぽっかりと口をあけた洞窟。
洞窟の上からはガジュマルの根が幾重にものび、地面に根を張っています。
「こんなところにあったんだ」とまずは見つけた事に感動しながら、恐る恐る中を覗き込むと、、、
そこには思わず息を呑む圧倒的な光景が広がっていました。
魚の鱗のように折り重なって壁面と天井を覆い尽くす鍾乳石。
天井からは何本もの鍾乳石がまるで柱のようにのび、一部は地面にまで届いています。
「今度連れて行ってあげるね」と言っていたのですが、まもなくその方は亡くなってしまって、結局名前も正確な場所もわからずじまいに。かなり昔のことで当時はまだネット上にも何も情報がなく、大まかな地域はわかっていたので自分なりに探してもみたのですが、辿り着けないまま年月が過ぎてしまいました。
数年前、「そういえばあの洞窟、地域としてはこのへんなんだけどなぁ」と思いながらさとうきび畑から集落へ続く農道を車で通っていると、ふと目に入ったのはガードレールの切れ間から下に降りる獣道、、、、、
何度も通っている農道なのですが、この道には今まで気づきませんでした。
とりあえず気になったので車を降りて行ってみることに。
半信半疑ながら亜熱帯の草木が生い茂る中にのびた獣道を少し下ると、すぐに確信に変わりました。
目の前に現れたのはぽっかりと口をあけた洞窟。
洞窟の上からはガジュマルの根が幾重にものび、地面に根を張っています。
「こんなところにあったんだ」とまずは見つけた事に感動しながら、恐る恐る中を覗き込むと、、、
そこには思わず息を呑む圧倒的な光景が広がっていました。
魚の鱗のように折り重なって壁面と天井を覆い尽くす鍾乳石。
天井からは何本もの鍾乳石がまるで柱のようにのび、一部は地面にまで届いています。
自然が創り上げた素晴らしいアート作品
洞窟の右奥には水が溜まっているのが見えます。
左側は天井から地面までのびた鍾乳石が柱のようにいくつも連なって、まるで地中の回廊のよう。
見上げると天井からは大きな鍾乳石がシャンデリアのように垂れ下がっています。
自然が長い年月をかけて創り上げた見事なアート作品。
地中に広がる異空間に紛れ込んだような気分になります。
感動すると同時に神秘的で畏敬の念を抱かずにはいられない光景です。
成川ガー(ナズゥカガー)。
後で調べてみるとgooglemapに登録されていました。
名前についている「ガー」というのは、井戸や泉のことです。
宮古島には琉球石灰岩が陥没したり侵食されてできた洞窟がいくつもあり、地下水が湧くところは昔から地域の人の水場になっています。
それにしてもこのような見事な鍾乳石を見ることができる洞窟は初めて。
その後も何度かお邪魔させてもらったのですが、拝みをした跡が残っていたので地域の人にとっては神聖な場所のよう。
どうやらむやみに立ち入らないほうがいいようです。
左側は天井から地面までのびた鍾乳石が柱のようにいくつも連なって、まるで地中の回廊のよう。
見上げると天井からは大きな鍾乳石がシャンデリアのように垂れ下がっています。
自然が長い年月をかけて創り上げた見事なアート作品。
地中に広がる異空間に紛れ込んだような気分になります。
感動すると同時に神秘的で畏敬の念を抱かずにはいられない光景です。
成川ガー(ナズゥカガー)。
後で調べてみるとgooglemapに登録されていました。
名前についている「ガー」というのは、井戸や泉のことです。
宮古島には琉球石灰岩が陥没したり侵食されてできた洞窟がいくつもあり、地下水が湧くところは昔から地域の人の水場になっています。
それにしてもこのような見事な鍾乳石を見ることができる洞窟は初めて。
その後も何度かお邪魔させてもらったのですが、拝みをした跡が残っていたので地域の人にとっては神聖な場所のよう。
どうやらむやみに立ち入らないほうがいいようです。






























