真夏の青空と入道雲

さとうきび畑の入道雲

9月になっても宮古島はまだ真夏。
郊外の農道を走っていると、あちこちで立派な入道雲を見ることができます。

道の先やさとうきび畑の上にどっしりと浮かぶ入道雲…

遮るもののない、視界いっぱいに広がる鮮やかなブルーの空と真っ白な入道雲とのくっきりとしたコントラストが、真夏の気分を盛り上げてくれます。

真夏の入道雲

入道雲は見ている間にも「もくもく」と成長していきます。
間近で見ると、いくつもの雲の峰ができては積み重なり、広がりながら上へ上へと伸びて行く様子を手に取るように見ることができます。

入道雲の子供達が連なって行列のように島を横切る風景も真夏ならでは。
いくつかの雲は合体してより大きな入道雲になっていきます。
時には街をすっぽりと覆うほど巨大な入道雲に発達し、手が届きそうなくらい低く垂れ込めた平らな底辺の真下では島人が「かたぶり」と呼ぶスコールになっていることもあります。

日が沈む頃になっても全く衰えることなくさらに成長を続ける入道雲。
かたぶりの雨を降らせた後、爆発するように空に散っていく姿もなかなかのものです。