宮古馬の仔馬・あみちゃんVol1

4月上旬、宮古馬を放牧している荷川取牧場の横を通りかかると、いつものように草を食む宮古馬たちの間に何やらちっこい仔馬が、、、

車を停めてよく見ると、可愛い赤ちゃん馬が一頭うろちょろしてました。

たまたま通りかかった人が教えてくれたのですが、3月4日に産まれたばかりのメスの赤ちゃんで、名前は「あみ」。
か細い脚を踏ん張ってお母さん馬の後ろにピッタリついてまわっています。

まだ生後1ヶ月ですが、放牧場の中をダッシュしてみたり、とにかく元気いっぱい。

馬本来の本能（？）なのかとにかく走るのが楽しくてしょうがないという感じで、スピードもそれなりに早く、ジャンプしたりターンを決めてみたり、、、
表情も心なしか得意げで、お母さんに「こんなに走れるよ」と自慢しているようにも見えます。

お母さんの名前は「ヒナ」。

2017年生まれということで、その頃に撮った写真を見返していたら、ヒナ母さんの赤ちゃんの頃の写真を発見（ちょっと遠かったのでここにはあげていないけれど、）。
あみちゃんと同じようにお母さんのそばでふんばって立っていました。

ヒナ母さんがあみちゃんを出産したのは大雨の夜中、しかも野外の森での出産だったそうで、お母さんのがんばりには頭が下がる思いです。

ヒナ母さんはあみちゃんにおっぱいをあげたりしながらいつも寄り添って優しく見守っています。
親子の様子を見ているとほのぼのとしたあったかい気持ちになります。