宮古馬の仔馬・あみちゃんVol2

3月4日に生まれたばかりの宮古馬の「あみちゃん」。

最初に見かけて以来その後も何度か通りがかりに様子を見ていたのですが、ある日草むらにゴロンした可愛い瞬間を見ることができました。

放牧場の中にあるふかふかの草むらに顔を突っ込んだかと思うと、いきなりごろーーん。

ちっちゃな手足をぴーんとのばして仰向けになりごろごろ。
仕草はもちろん、その表情がまた可愛くて、、、

ひとしきりごろごろしたあとは、ふかふかのベッドが気に入ったのか、しばらくまったりと横になっていました。

別の草むらでごろんしていた時は、ちっちゃな足が草の中からはえているように見えて、おもわず笑ってしまいました。

放牧場には7、8頭の宮古馬がいるのですが、あみちゃんはお母さんや先輩たちに見守られながらすくすくと育っています。

よく見ると、ヒナ母さんと一緒にいつもあみちゃんにつきっきりの先輩馬がいます。
名前はわからないのですが少し毛色のうすい先輩馬で、親子といつも一緒にいて、あみちゃんの面倒を見ている感じ。
ヒナ母さんがあみちゃんのそばを離れても、この先輩馬がかわりにつきそっています。

あみちゃんもとってもなついている様子で、やさしい親戚のおばさん（？）といった雰囲気です。

4月とはいえ日中は夏のような陽射しになる宮古島。
荷川取牧場には放牧場の隣に木々の生い茂った場所があり、陽射しの強い日中には宮古馬たちはこちらの木陰でのんびり過ごしています。

あみちゃんもこちらにいる時には柵のすぐそばまで来てくれることがあり、可愛い姿を間近に見ることができます。

近くで見るとたてがみはまだ産毛っぽくてほわほわな感じ。
尻尾もまだ短くて束になっていて、なんだかたぬきの尻尾みたいです。
何もかもが物珍しい様子で、木の枝にからまってみたり、小さな花にじっと見入っているようなそぶりを見せたり、、、

可愛い赤ちゃんの姿を見れるのも今のうちだけ。
元気に育って先輩たちのようなかっこいい立派な宮古馬になって欲しいと思っています。

※宮古馬のお世話をしてくださっている「ミャークヌーマ宮古馬の会」のfacebook（荷川取牧場編）は下記より
https://www.facebook.com/myahknuma/?locale=ja_JP