漲水御嶽の猫たち【Part1】白猫の家系
漲水御嶽の白猫
漲水御嶽は市内中心部にあり宮古島で最も格式の高い由緒ある霊場ですが、観光客も入ることができる数少ない御嶽です。
この御嶽ではよく猫たちがまったりとくつろいでいる様子が見られます。
といっても御嶽に常時いるわけではなく、周辺の建物の周りや近くにある宮古神社との間の石畳付近から御嶽に出勤(?)しているようです。
境内でゴロゴロしたり、塀の上で無防備にお昼寝をしたり…
基本的に人馴れしていて、触らせてくれる子も多いです。
色々な柄の猫たちが出入りする中で、いつも決まっているのが白猫。
漲水御嶽で白猫の家系がいつ頃から続いているのかは定かではありませんが、少なくとも2014年以降ずっと継続して白猫がいるのは確かです。御嶽の白猫はなんとなく守り神のようで特別な存在のように感じています。
色々な毛色の猫たち
漲水御嶽には白猫以外にも色々な毛色の猫たちが出入りしています。
白猫と違って毛色や柄で区別できるので、一定期間を過ぎるとどこか他の場所へ移動していなくなっているのがわかります。
入れ替わりは結構激しいようです。
基本的に白地ベースで一部柄の入った子が多く、白猫一族の家系なのかもしれません。
最近は猫たちを目当てにここを訪れる人も増えています。
猫たちと触れ合っている姿は微笑ましいのですが、むやみにエサを与えず、漲水御嶽は島人にとって大切な祈りの場所ということを念頭に訪れてくれればと思っています。