満開の寒緋桜と日本最大級の蝶「オオゴマダラ」

寒緋桜とオオゴマダラ

寒緋桜の花の蜜を吸うオオゴマダラ

2月、宮古島は寒緋桜(カンヒザクラ)の季節。
民家の庭に植えられた木が次々に花をつけて、あちこちにピンク色の小さなかたまりが見受けられるようになります。
ちょうど満開になった寒緋桜の木の周りをオオゴマダラがふわふわと飛び回っていました。
オオゴマダラ は南西諸島に生息し、日本最大の蝶と言われています。
羽を広げた大きさは13cmくらいあり、一般的なモンシロチョウの3倍くらいの大きさ。
たまに農道などで見かけることはあるのですが、桜の花とのコラボは初めて見ました。
ただでさえ小さい寒緋桜の花に最大級サイズのチョウがとまっている様子はなかなかみもので、
オオゴマダラは花をわしづかみにするように抱え込んで、美味しい蜜を堪能しています。

寒緋桜の周りを飛び交うオオゴマダラ

満開の寒緋桜とオオゴマダラ

この日は寒緋桜の木のまわりに2匹のオオゴマダラがいて、仲良く小さな花にしがみついている様子も見ることができました。

ごちそうを求めて小さな花を渡り歩くオオゴマダラ。
時折桜の木から離れて舞い上がる事もあり、青空高く風にのってふわふわと優雅に漂う姿は幻想的な雰囲気です。

寒緋桜とオオゴマダラ、レアな2ショットを見ることができてラッキーな瞬間でした。